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クラリセージにはまる

ラベンダー、ベルガモット、プチグレン、クラリセージ、この4種の精油に共通する物。それは、エステル類の酢酸リナリルとモノテルベンアルコール類のリナロールが共に高濃度で含まれていることです。とりわけ酢酸リナリルは鎮静作用が高く、甘い果実の様な香りが強い。
中でもクラリセージは、酢酸リナリルが60%近く含まれ、真正ラベンダーの倍近く含まれています。
「マスカット」に喩えられることが多いのですが、感じ方は人によって様々です。そして私の最初の印象は、それほど良い物ではありませんでした。

上記4種の内で、最初に私の感性に響いたのはプチグレンでした。柑橘と草の融合、確かにオレンジの葉のエッセンスの香りは、今でも心を休めてくれる香りです。

しかし、ブレンドとなるとプチグレンはイマイチ使いずらい精油ではないかと。プチグレン自体の持つ香りを超えるブレンドはそう多くない(例外はもちろんあります。それは後で・・)。ブレンドしても「これ以上良くならない」という宿命を抱えているように思います。 続きを読む