話はそれるが、コロナとアロマ

新型コロナが猛威を振るう中、マスクが無くなり、消毒液が無くなり、トイレットペーパーもなくなりと、いささかパニックがコロナと同様にこの社会を走っている。
感染症に危機感を抱くのは必要なことだが、買い込みに走ってもらっては実に迷惑なことではある。しかし、私の視点で見れば、この社会的パニックもかなり的外れな側面も見えてくる。
この新型コロナの脅威が社会全体に広がれば、当然「アロマオイルも品切れに」と思っていたのだが、無くなったのはエタノールだけで、ネット通販サイトでは例えばティーツリーなどは相変わらず在庫切れを起こすことなく現在も購入が可能だ。
国の消費者庁が早々と、「効果が認められないウソ商品」の中に、アロマオイルを並べてくれた。「一緒にするなよ」・・・・どうやら特定業者2社がそのような販売をしていたようだ。「新型肺炎対策用ブレンド精油、体内に入り込む前に精油を使って防御」・・・ 確かにそう宣伝されると、「チョット違うんじゃない?」と思う。アロマオイルの身体的効果は宣伝文句で信じるものではない。自分の体で試して、自ら確信を固めていくものだと思っている。
また、医薬品でないアロマオイルを、消費者庁が認めるわけがないし、信じて買う方も問題があると思う。 で、パニック買いの対象にならなかった、例えばティーツリーなどは、「ああ、なかなかハードルの高いものなのか」というのが、率直な感想である。
自らの命を守ろうとするならば、高いハードルは簡単に超えられるのではないかと思うのだが、それでも低い方に流れる日本人にチョット残念な気持ちになった。 ■ 健康調整剤としてのアロマセラピー 同じことを何度も書くようだが、私は今回のコロナ騒動で、やはり救われた気持ちになった。10年前の時ほど頻繁に使ってはいないが、今でも、ふろ場ではティーツリーやローズマリー等のオイルを胸に塗り瞑想する習慣は変わっていない。
半年ほど前、病院で集中的に健康診断を受け、35年前の肺炎の痕跡を医者に言い当てられ、腑に落ちた思いをした。やはり今でも基礎疾患を抱えており、「どうやって抑えた」との医者の質問に「アロマセラビ」と答えた。それ以上突っ込んでこない医者に不満を残しつつ、「やっていてよかった」との思いは深い。
このコロナ騒動にも、落ち着いて対応できたのも、「にわか」でないアロマセラピーのおかげだと思っている。 医者や病院、西洋医学には頼る場面は訪れるのかもしれない。しかし、その前に自らの健康をコントロールする術を身につけておく必要があるのだと思う。その術には、西洋医学の成果(売薬やら抗生物質やら)は縁が遠いものだろう。
私の父は3年前に亡くなったが、アルツハイマーの影響もあって、晩年は毎日カゼ薬を栄養剤代わりにして飲んでいた。死の一年前から腎臓を壊し、手の打ちようもないくらいに悪化させ苦しんで死んで行った。売薬のせいだと思っている。
アロマセラピーが「全くそれとは違う」と言い切れないが、リスクははるかに低いと思っている。「薬」ではないからだ。消費者庁が「薬ではない」というのも、それは筋がとおっている。 「健康調整剤」としてアロマセラピーに向き合うのが、正しい姿勢かと思っている。

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