2012年03月一覧

クラリセージにはまる その2

タイトルどうりで申し訳ないが、「はまっている」のでクラリセージは大きめのものを購入している。

左から、Jell(ジェル)50ml 、エスポワール30ml、ナチュラスサイコス10ml、いずれもブルガリア産。この3種に価格以外での大きな違いはない。前2者で言うならジェルが若干香ばしく、エスポワールは軽めだ。ただ、どちらが良いかは判断はつかない。

最近のお気に入りをひとつ紹介する。

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香りが違うのか?、鼻が違うのか?。

わたしはおやじである。

「おやじがエッセンシャルオイルにはまって何が悪い!」と、まず開き直っておかなければ、「キモイ・・・・」などと言われかねないので、まず「宣言」。

「アロマ」という言葉には若干抵抗がある。「いやいや、そんなんじゃない」という「そんなの」とは、オイルマッサージのこと。「アロマ」には、マッサージから、メディカル、ルームフレグランスと、いろいろなイメージがつきまとい、男の私が「ドギマギ」することになる。
そんな、どうともとれる言葉は使いたくなかったので、より限定して「エッセンシャルオイル」とした。だから、「香水」の世界とはちょっと違ってくる。

「香り」について、知り得たこと、考えたこと、をこのページでぽちぽち書き加えていきたいと思っている。 続きを読む


クラリセージにはまる

ラベンダー、ベルガモット、プチグレン、クラリセージ、この4種の精油に共通する物。それは、エステル類の酢酸リナリルとモノテルベンアルコール類のリナロールが共に高濃度で含まれていることです。とりわけ酢酸リナリルは鎮静作用が高く、甘い果実の様な香りが強い。
中でもクラリセージは、酢酸リナリルが60%近く含まれ、真正ラベンダーの倍近く含まれています。
「マスカット」に喩えられることが多いのですが、感じ方は人によって様々です。そして私の最初の印象は、それほど良い物ではありませんでした。

上記4種の内で、最初に私の感性に響いたのはプチグレンでした。柑橘と草の融合、確かにオレンジの葉のエッセンスの香りは、今でも心を休めてくれる香りです。

しかし、ブレンドとなるとプチグレンはイマイチ使いずらい精油ではないかと。プチグレン自体の持つ香りを超えるブレンドはそう多くない(例外はもちろんあります。それは後で・・)。ブレンドしても「これ以上良くならない」という宿命を抱えているように思います。 続きを読む