キャリアオイルについて

aromapro3-506

写真はアプリコットカーネルオイル 400mlだ。もう半分以下になってしまった。
キャリアオイルは買いだめが効かない。無くなりそうな時期に買い足している。

キャリアオイルの選択基準は、

  1. 保存期間が長いこと
  2. 安価であること

この二つだけ。

女性を含む多くの方は、肌への効果を重視するのだろうが、そこに私は重きを置いていない。当初ロズヒップオイルなども揃えても見たが、たいして使わないうちに酸化してしまうことに気付いた。もったいないので、特殊なオイルを購入することはやめにした。それで、現在使うキャリアオイルは、ホホバとマカダミアとアプリコットカーネルに留まっている。

キャリアオイルの中でホホバが重宝させる理由は、「酸化しない(が少ない)」事ではないかと思っている。もちろん、肌の吸収効果が高いこともあるのだが、使ってみるとこれは実にあれがたいことだ。2~3年は賞味期限を気にしなくて良い。
しかし、最近ホホバの価格が上がったようだ。店頭販売でのホホバはめちゃくちゃ高いので、それに気づく人は少ないと思うが、安価なホホバは手に入りにくくなっている。

もう無くなりかけているアプリコットカーネルは1年くらいの賞味期限があり、3ヶ月前購入したのだが、そろそろ追加しなければならない。
マカダミアナッツオイルも1年程度の長い賞味期限を持っているのだが、このいずれかの安価な方を購入している。いずれのオイルも、肌への浸透性が高いので、べたべた感を気にせず使うことが出来る。

アロマを始めた時は、このキャリアオイルの使い方がイマイチ理解できず、本格的に胸や腕に塗るようになったのは最初からではない。どうしても「油を肌に塗る」という行為は私の美的感覚にそぐわない行為だった。
まず、どれだけの分量を塗って良い物か解らない。「精油は危険」という暗黙のメッセージが、大様な塗布試行を躊躇させ、「肌に染みこむ」という事実に気づく時間を長くしてしまった。
当初はドロッパー付きの遮光瓶に入れて使っていたが、これは実に使いにくく(当然のことだが)、この具体的使い方を示したテキストは皆無で、妥当な分量、頻度にたどり着くのに苦労した。
手っ取り早く作って(精油をブレンドして、適当にキャリアオイルを加えて、30ml程度のポンプボトルに入れて)、一週間程度で使い切って、というスタイルに落ち着くまでに1年ほど時間をかけた。

多くの出版物が、どれも「あたらずさわらず」売れる本を出しているだけの問題点を強く感じる。

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